戸部巷
戸部巷は明代に形成され、清代に藩台衙門(北京の戸籍を管轄する役所戸部衙門に相当)に隣接していることから名付けられた。戸部巷は武漢市武昌区で最もの繁華街である司門口に位置し、東に十里もの長い街といわれる解放路、西に長江に臨み、南に「天下江山第一楼」と称賛された黄鶴楼、北に都府堤景勝地に隣接している。ここには、武漢蔡林記の熱乾麺、老通城の豆皮(ドウピー)、四季美の湯包といった老舗の美食が集まっている。これらは武漢味朝食の代表であり、歴史感に溢れた武漢の縮図でもある。ある意味では、「武漢風グルメ」の代表、都市の名刺とされる。